Neuropathlogy Kiasma & Consulting

法医神経病理デジタルアーカイブ

メッセージ

法医解剖における診断根拠の一つに病理学的検索があり、中枢神経系における病変の有無の鑑別や質的診断も死因究明の観点から、実務的にも研究的にも極めて重要である。特に、病院での死亡例とは違い、死因が直ちに想定できない不審死の解剖例においては、病変の成り立ち(発生時期や経過の特定など)を可能な限り明らかにすることが求められる。例えば、外傷や脳血管障害などが死の背景にある場合は、それらが直接の死因であるのか、二次的な影響として生じているのかという命題に法医神経病理診断は答えを出してゆかなければならない。これらの診断の精度を向上させるためには、多くの経験から得られた知見を共有すること、また、それらから標準的な診断基準を作成し共有してゆくことが大切である。そのため、このウェブサイトにおいては、これらの課題に取り組むための法医神経病理診断の実際を紹介するフォーラムを提供することを目指している。今後、広くユーザーや協力者を募ってゆく予定であるので、興味ある方はぜひ参考にしていただきたい。

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お問い合わせ先

kiasma.neuropathology(アットマーク)gmail.com

新井信隆

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